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天然ヒアルロン酸と人口ヒアルロン酸
2011年05月11日
ヒアルロン酸は、天然のものと人工的に作られたものにおおまかに分けられます。それに加えて、天然のものなら使っている原料や、含有率でさらに分けられます。
国内で生産している健康食品に用いる天然のヒアルロン酸の大部分は、「鶏冠抽出物」という、いわゆる鶏のトサカから取り出して濃縮した成分です。
成分の約半分はコラーゲンによって構成される鶏冠抽出物は、タンパク質と結びつくことで構成された「ムコ多糖タンパク」です。
人工のヒアルロン酸は、日本で製造されたものか国外で製造されたものかで、そして分子のサイズ、純度、製造方法などの細かい項目別に細分化されます。
鶏冠を原料とした物質の天然ヒアルロン酸の含有率は、一般的には約5〜7%ほどです。
天然由来のヒアルロン酸が多く入っている食物には、魚眼、ふかひれ、鶏の手羽部分などが挙げられます。
これらは一般的な食生活の中では食べることの方が珍しいのではないでしょうか。
それから、天然ヒアルロン酸は40℃程度の加熱調理で壊れてしまうため、食事で摂取するのは困難といえます。
人工ヒアルロン酸は、乳酸菌や微生物の力を用いてストレプトコッカス(溶血性連鎖球菌)の作用を利用したバイオ製法によって抽出されます。
ヒアルロン酸は分子が大きいという特徴があるため、そのままの状態では皮膚からの浸透、吸収には向いていません。
そのことからヒアルロン酸を化粧品に使用するには、分子サイズを小さくすることが課題となっています。
これが美容整形ということになると、肌の浅い部分でのみ作用することを生かして、ヒアルロン酸は注射を用いて体内に入れるという方法が行われます。
健康食品やサプリメントを利用してヒアルロン酸を摂るのであれば、含有量と製法とともにどれくらい安全なのかも確認することが大切です。
化粧品の場合には、ヒアルロン酸の分子が小型かどうかと配合率を確かめて、優れた浸透率のものを見つけることが大切です。
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